IT人の政治リテラシー向上を目指して

元政治家秘書、現IT起業家が主にIT起業家、エンジニア、デザイナーなどIT業界人の政治リテラシー向上を目指して、日々のニュースや政治トピックについて言及。たまに起業ネタや映画、アニメネタなども。ちょっぴり認識力が上がるブログ。

クリエイターとして遊ぶ(中編)

クリエイターとは?

 

クリエイターは遊びに際限がない。

これまではコンサートホールに行き、一流のアーティストの演奏を聴くことが最高の楽しみ方であったはずが、自分が一流のアーティストとして、演奏をする楽しみがある。

「聴く楽しみ」に「演奏する楽しみ」「聴かせる楽しみ」がさらに追加される。

 

また、クリエイターはクリエイター同士で「コラボする楽しみ」もある。

自身が最高のバイオリンの奏者であったら、最高の指揮者やピアニストと協奏することができる。

 

このまま音楽での例えを続けよう。

ただ演奏の楽しみが増えるだけではない。

素人よりも遥かに楽曲の理解が深く、楽しく、味わうことができる。

このフレーズの意味は、歴史的背景は、どんな演奏ができるのか。

 

全てにおいて一流であることはきっと不可能なことだろう。

しかし、クリエイターはその調子で、どんどん「遊べるネタ」を増やしていける。

 

「スポーツ」観るだけでなく、プレイする楽しみを得る

「料理」食べるだけでなく、作って食べてもらう喜び。新しいレシピを考える面白さ

「アート」自身の内面と向き合い表現する

 

クリエイターにまわった瞬間に、遊びは更に無限に広がって行く。

それは遊びの選択肢の変化でも一目瞭然である。

 

「美女」だけで味わえる、贅沢な遊びはまとめてしまうとこんなところだ

これは言い換えると「受け身」で楽しめる遊びになる。

・美味しいご飯やお酒を味わえる

・一流のエンタメを鑑賞できる

・贅沢な空間に行ける

・綺麗な服を着られる

・有名人と会って、面白い話が聞ける

 

もちろん美味しいご飯やお酒の中で、選択肢はあるが

「食べる」「飲む」というアクション自体に変化はない。

 

これが、クリエイターに回るとアクションが格段に増える。つまり、「遊び」の幅、人生の楽しみがグッと拡がる。

演奏する、踊る、歌う、服を作る、建物をデザインする、詩を書く、異業種とコラボをする、小説を書く、体を動かす、田畑を耕す、研究をする

など

 

また、お金、人脈、時間があれば、例えば「急にスポーツカーを買って温泉に行く」とかもできる。確かに一見ロマンチックで刺激的かもしれないが、実はそれもアクションパターンが限られている。

 

「お金」、「人脈」、「時間」は確かに、「遊び」の幅を格段に広げてくれる。

それが、メンズが美女をもてなす基本でもある。

しかし、それだけではパターンはこんな感じである。

・「急に」どこかに行ける、サプライズパターン(今から飛行機でハワイなど)

・お金がないといけない場所にける(自家用ヘリで夜景など)

・いきなり贅沢な買い物(マンションやレストランをその場で買うなど)

 

結局のところ、「買い物をすること」や「旅行に行くこと」自体に変化はない。

サプライズも、良いサプライズはメンズの演出力の方が大きいだろう。

 

これらのパターンは、最初は刺激的だが、何回もやると飽きてしまう代物だ。

例えば、いきなりマンションを買いだすのは面白いが、何回もそれを見せられると、それは当たり前になって飽きてしまう。

 

結局、「旅行に行っているだけ」「買い物をしているだけ」に気づいてしまうからだ。

 

毎年の恋人からのサプライズが飽きないのは、好きな人から、それも工夫を凝らしてやられるから飽きないのではないだろうか(もちろんそこに財力が加われば最強のサプライズにはなる)

 

その演習力もクリエイターの才能だ。サプライズをどう毎回変化させるか、それはお金よりもセンスが大事になってくる。

 

そして、知的な好奇心、何にでも、あるいは誰にでも関心を持つと、遊びは無限に広がって行く。

恋愛も、恋愛ではなく、人に関心を持ち出す人は永遠にやめられないようだ。

 

クリエイターになれば、お金で味わえる以上の楽しみを味わえるかもしれない

遊びを創造する側になろう

世界を遊び場にしよう