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IT人の政治リテラシー向上を目指して

元政治家秘書、現IT起業家が主にIT起業家、エンジニア、デザイナーなどIT業界人の政治リテラシー向上を目指して、日々のニュースや政治トピックについて言及。たまに起業ネタや映画ネタなども。5分で読める1,000文字、10分2,000字を目標。

お金持ちになるコツ

ドメイン(何をするか)の選択と集中が全てである。

 

まず、何百億といった単位を稼ぎたい、と考えた場合、公務員という選択肢は消えるのは自明だろう。

 

フォーブスランキングなどを見ればわかるように、その規模の資産を得る職業はほぼ決まっている。起業家、投資家、そしてあまり表には出ないが独裁者と相続だけである。

 

更に起業家と投資家の中でもドメインが決まっている。起業で言えば、小売とITに集中しており、エネルギーなどの分野の会社は大きいし、役員の報酬は莫大だが、公益性が強く、新規参入が難しい(ちなみにロックフェラーなどは相続をうまくやっているため、載ってこない)

 

逆にフォーブスに載る、一歩手前の収入であれば、アメリカなどのアイビーリーグレベルのMBAを取って、大企業のエグゼクティブになる戦略が考えられる。

 

投資家の中にも株式投資を行なっている比重が圧倒的に高い。もちろん、株式が金融商品の中では最もボラティリティが高く、うまくいった時の収益が大きいからだろう。

 

このように、どの職業、どのドメインを選択するかによって、原則収入の規模感の予測はできる。だが、選択と集中、これは大金持ちに限った話ではなく、どの職業においても同じことが言える。

 

原則として賃金は相対価値で決まる。つまり、収入というのは、大学の偏差値と同じ動き方をする。平均よりできれば収入は上がり、できなければ下がる。

 

もちろん会社員と賃金はマーケットよりも社内規定で決まるため、必ずしも綺麗に反映されるわけではないが、ドメインに集中した方が、賃金が上がる、という原則は変わらない。

 

では、ドメインの集中というのは、何か。これは原則そのドメインに対する学習量で決まる。つまり時間、経験、勉強したコストが多ければ多いほど、そのドメインに対するスキル、その人物の価値が上がっている。

 

ここで、そのドメイン自体が何らかの理由で独占状態だったとする。この場合、相対評価で決まることがないため、あまり学習しなくても一定の賃金が確保できるし、その逆に賃金が伸びないこともある。例えば公務員や、非常にニッチな産業などはこれに当たる。後者は本当に儲かるのであれば、必ず競争相手が参入してくるからである。

 

裏を返せば、原則競争相手がいる市場というものは、比較してどれだけドメインに集中しているからでその成果や報酬が決まる。

 

さて、長々と説明したがまず、説明したかったのは、うまい話などない。つまり例えばデイトレーダーのような仕事が楽、ということはありえない、ということである。

 

投資のシステムそれ自体の仕組みがわかっていれば、その結論になることはありえないのだが、それがわからなくても、これほど多くのプレイヤーが参加しているマーケットで高いリターンを継続的にあげるには、かなりの時間を費やすことになるのは明白である。

 

他のプレイヤーよりも学習し、また日々継続的に努力をする必要がある。

 

つまり努力の質も量も、社会で働くことと変わらない、むしろ大手で働く方が楽で、人付き合いがどうしても無理だ、という個性の人にとっては良い選択にすぎない、といった具合であると思う。

 

同じようなことは、他の副業、ネットワークビジネスのようなものにも言える。要するにうまい話は存在しない、ということだ。たまたままぐれ当たりで、儲かる人がいるが、それは宝くじで当たったのと変わらないため、サンプリングとしての参考にはならない。

 

では、一つの分野にこんなに頑張っているのに、なぜ成果が出ないのだ、というケースの場合、二つの可能性がある。まず一つは、最初に説明したように選択したドメインが悪い。もう一つは、ドメイン自体の理解が浅いため、必要な努力をしてない場合。(大学受験でいうなら繰り返し同じ問題を解いて偏差値が上がらないような状態など)

 

そして、どの分野もトップ、上位1、2割に報酬は集中しやすい。売れっ子は引き手数多だが、そうでない場合はスポーツや芸能の世界を見るとわかりやすい。会社においても、より良い会社に外注をするのと同じことである。

 

つまり収入を上げる、お金持ちになるにはどこまでいっても、選択と集中しかないのである。(女性が玉の輿結婚というドメインに集中して、女磨きをするのも同じである。)